東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

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楽観/立川

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楽観
当店は西麻布で創業を開始し、すぐさま立川に移転。現在では当店のほかに『楽観 NISHIAZABU GOLD』を西麻布に新たにオープンさせ、すぐ近くに『白菜タンメン楽観』をオープン。ラーメン激戦区と呼ばれる立川ですが、ネット検索で『立川 ラーメン』と調べると真っ先に出てくるのが当店。知名度、人気ともに抜群らしく、ラーメンに超絶疎い僕でさえ2年以上前から知っていましたが、どうにもタイミングがなく、今回やっとうかがうことができます。たのしみ!!
……って。画像が思いっきりカプセルホテルじゃねえか、まちがってんぞ、と思っている方。だいじょうぶです、間違っていません。

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もっと寄ってみましょう。

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当店はカプセルホテルの入り口すぐにあり、傍目にはとてもわかりにくい。事前に知っていた僕でさえここでいいのか最初はそわそわしてしまいました。

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店内はこじんまりとしていて、よけいな装飾などもなくシンプルです。それにしても、ラーメンを待つ間もお客さんが出ていき、入ってきを繰り返す。夜にうかがったのでそれほど混雑はしていませんでしたが、緩やかながらもしっかりと回転しています。

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琥珀
めちゃくちゃシンプルな中身。チャーシュー1枚にメンマ、みじん切りにされたたまねぎ。それだけ。来店前から知ってはいましたが、実際に目にしてみるとその呆れるほどの潔さにおどろいてしまう。しかしスープをひとくち飲むと思わずすべてが納得できてしまう。醤油は木桶仕込みらしく、醤油独特の尖った感じはなく丸い印象。ベースのスープは魚介、鰹節や昆布だと思いますが、これがおそろしく洗練されています。ラーメンのスープというよりは、もはや和食の出汁といったほうが表現としては近いかもしれません。みじん切りのたまねぎは八王子ラーメンの系譜らしいですが(僕は八王子ラーメンを食べたことがないのでわからない)、これはなかなかの発想であり、しゃきしゃきとした食感、甘さ、辛さがスープに合うんです。ごちゃごちゃといろんな具材が盛り付けられていたら繊細なスープが死んでしまうだろうことを配慮したバランス感覚がすばらしい。

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麺は細くしなやかです。スープが繊細なため、麺の主張が強すぎなくてバランスがとられています。

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パール
連れがとったラーメンは塩味。高級煮干しとオリーブオイルを使っているらしく、やはりスープは魚介の風味がじんわりと効いています。こちらも塩気がきつくなく、味と素材の出汁が融和しているので食べていて安心します。しかしおたがいにおたがいのどんぶりをひとくちずつ食べて出た結論は、琥珀のほうがうまい、というものでした。ふだんラーメンなら塩味が好きな僕ですが、当店に限っては醤油がおいしく感じました。


近年のラーメンは足し算の食べ物という印象が僕のなかにはあるのですが、当店のラーメンはその逆をいくもので、どれだけの余分をなくし、不純を削ぎ落とすかに注力しているように感じられます。その代わり、使う食材には全力投球して持ち味をしっかりと引き出してやるという意気込みを感じました。あきらかに職人気質な店です。
うちはうちのやりかたを貫くだけ、ほかのことは知らない。
そういう気概を感じます。
また、味がすっきりと食べやすいので、シメに行くには最適です。飲み屋が多い立川にはぴったりです。それにしても、当店をシメに使うなんてとても贅沢な行為だなあと、書いていて思う次第です。おいしかったです、また来ます。ごちそうさまでした!!